【Lenovo】在宅端末を自腹購入【ThinkBook 13s Gen 2】

2021年11月7日日曜日

ガジェット レビュー

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色々ありまして、20年ぶりぐらいにWindowsノートPCを購入したのでレビューします。2021年11月7日現在、まだ届いていませんのでこの記事は今後追記していく予定です。

2021年11月10日に届きました。3営業日ぐらいですね。

Lenovo ThikBook 13s Gen2 レビュー

購入に至る経緯

ここ数年、現場で使う端末や在宅用に持ち帰る端末はセキュリティの都合でプロジェクトから貸与されるのが当たり前になっていました。

そうなる前は持ち込みが当たり前だったんですけどね。自分の所属が用意した端末のWindowsOSがProじゃなくて現場のドメインに参加できないとか、Officeが入ってないとか入ってても古いとか、解像度が低くて仕事にならないとか、営業担当とはよく揉めたものです。まともな端末を用意してもらえないと生産性は低いし何よりストレスがたまります。

2021年11月に新しく参画したプロジェクトも在宅端末を貸与してくれたんですが、これがなかなか微妙でして・・・。

基本的に社内で起動したままにしてある端末にRDP(リモートデスクトップ)でつないで作業するので、スペックはほどほどで良いし多少古くてもいいんです。画面だって外部モニターを使うので解像度が低くてもとりあえずOKなんです。ところが・・・。

まず受け取って外見からわかったのは映像出力がD-Subしかない。VGAとかアナログRGBとか言われるやつですね。うちでメインに使っている外部モニターはHDMIかDisplayProtしかつなげられないのでまずここで困りました。古いモニターを引っ張り出せばあるにはあるんですが・・・。

嫌な予感がしたので起動して確認したところ、無線LANやBluetoothもない。LANケーブル引っ張ってくるのも嫌だし愛用しているキーボードやマウスはBTだ。OSはWindows8で解像度も低い。

ちょっと使用に耐えないので相談したところ、代わりはないとのことで自分で用意することにしました。まっさらな状態でプロジェクトに貸与、詳細は省きますがセキュリティ関連など必要な設定をしてもらって、自分のものだけどプロジェクトから貸与してもらう形にして、プロジェクトを抜けるときは返却してまっさらにしてもらって自分に返却してもらうことに。

どうせ買うなら後々開発作業などにも使えるスペックのものにしようと急遽検討に入りました。

Lenovo ThinkBook 13s Gen 2を購入しました

条件

Dell、HP、Microsoft Surfaceなどを見ていましたが、だいたい欲しいスペックは14〜5万円ぐらいでした。10万円ぐらいでなんとかなると思ってましたが甘かったか?

探していた条件は以下のとおり。自分が使うものだから真剣に考えます。

  • CPUはIntel Core i5以上またはそれに相当するもの
  • RAMは最低8GB、できれば16GB
  • ストレージはSSDで容量は256GB以上
  • サイズは13〜15インチで軽いこと
  • 光沢なし画面であること
  • 解像度は最低FullHD、広ければ広いほど良い
  • ACアダプターが小さく、USB Type-Cでも充電できること
  • キーボードのEnterキーより右にキーが無いこと
  • テンキーがなく画面とキーボードのセンターが合っていること
  • キー配列が一般的でありFnキーなど併用しなくてもファンクションキーが押せること
  • OSはWindows10Proであること(Win11はまだ現場で使えない)

どうです?仕事で使うならこんな感じですよね。でも探すとありそうでなかなかありませんよ。

ThinkBook 13s Gen 2 に決めた理由

たまたまLenovoの直販サイトでセールをしていて、10万円ちょっとで上に書いた条件をほぼほぼ満たしていたからです。

個人事業主なのでLenovoPROという法人向けサービスに加入して、そちらから購入しました。ただし、もしかしたら個人向けの直販サイトの方がほんの数百円だけ安かったかもしれませんが、今後の取引のことなども考慮して法人向けで買いました。

もちろん物は一緒だし恐らく在庫も同じで、どちらかで売れたら売り切れになるんだと思います。個人向けのサービスや保証が悪いわけではなさそうなので、個人向けで買っても問題ないと思います。

主なスペック

  • 型番: 20V9008GJP
  • プロセッサー: インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー (2.4GHz 8MB)
  • 初期導入OS: Windows 10 Pro 64
  • ディスプレイ: 13.3" WQXGA IPS 光沢なし LEDバックライト
  • メモリー: 16 GB LPDDR4X-4266 SDRAM オンボード 4266MHz
  • ストレージ1: 256 GB SSD M.2 PCIe-NVMe
  • Office ソフトウエア: なし
  • グラフィックス: CPU内蔵 (インテル® Iris Xe グラフィックス)
  • Bluetooth: Bluetooth (バージョンは製品出荷時のOSのバージョンに依ります。)
  • キーボード: フルサイズ (バックライト付) - 日本語
  • ワイヤレス: インテル® Wi-Fi 6 AX201

このスペックで10万円前後のノートPCは他社では見つけられませんでした。

特に解像度はFullHDが多いし、メモリーも8GBが上限で増設すらできないものが多いようでした。OSもWindows10Homeが多かったですね。Wi-Fiも6だし、当面は困らないんじゃないでしょうか。

気になる点としては、Bluetoothのバージョンが不明なのとキーボードの配列が一部若干個性的なところ、SSDの容量が最低ラインなところでしょうか。OfficeはMicrosoft365を契約しているので不要です。

開封の儀

思ったより箱が小さかったですね。

外箱

A4のコピー用紙を乗せるとこのサイズです。

外箱とA4用紙の比較

内容物は本体と電源アダプター、写真にはありませんが簡単な説明書などが少々。

本体と電源アダプター

本体にA4用紙を重ねてみました。ほぼ同じサイズですがほんの数ミリだけA4用紙より本体の方が小さくすっぽり隠れます。

本体とA4用紙の比較

アダプターは65Wの大容量。コネクタはUSB Type-Cです。

電源アダプター

Mac純正の充電器(61Wだったかな?)も使えました。

Macの充電器も使えます

使用感など

届いて使い始めたら追記します。

早速仕事でガリガリ使っていますが、性能的には全く問題ありません。

ThinkPadの廉価版のような位置づけですが、トラックポイントがないこと、キーボードが若干違うことが気にならないようであればThinkPadである必要はないと思います。

トラックパッドもWindows PCの中では使いやすい方と感じました。ボタンはパッドの手前左右がカチカチ押せる一般的なものです。トラックポイントはマウスがいらないぐらい使いやすいんですけどね。

剛性なども若干弱いようですが、むしろそのおかげか軽くて良いですね。

ここは良くない

ベンチマークやら数値的なところは他のサイトにおまかせして、ここでは買ってみないと気づけなかった個人的に残念な点を書きます。と言っても本当に細かい点だったりしますので、良い機種であることに変わりありません。

Lenovoエンブレムに汚れが詰まりそう

蓋の右下とキーボードの右下にLenovoエンブレムが埋め込まれています。

蓋のLenovoエンブレム

エンブレム全体が凹んでいて、文字が掘られて凹んでいます。

キーボード右下のLenovoエンブレム

これはしばらく使っていると手垢など汚れが詰まりますね。数ヶ月後には爪楊枝で汚れをかき出すことになるでしょう。

また、蓋のてっぺんとでも言いましょうか、蓋を開けるときに一番触るところにも「THINK BOOK」の文字が掘られており、ここはいち早く手垢が詰まるでしょうね。

蓋のてっぺんにも凹みが


CPUメーカーのステッカー

この機種に限らずWindows PCを買うとほぼ必ず貼られているIntelなどのシール。最初から少し曲がってますね。

CPUメーカーのステッカー

このシール、早い段階でだんだんズレてきて剥がれるんですよね。そして糊がベッタリ残る。

汚いから貼らないでほしい。

片手で蓋が開かない

これが一番気に入らない。

片手で蓋が開けられない

使い込んでヒンジが緩くなって片手で開くようになる機種もありましたが、それはそれで摩耗してるということなので耐久性に難ありですよね。

これ、作ってる人は気にならないのかなぁ?

電源ケーブルが横に飛び出す

電源がUSB Type-Cなのはありがたいんですが、付属のケーブルも一般的なケーブルもまっすぐなのでコネクタが横にあるとケーブルが横に飛び出す形になり、せっかく本体が小さくてもプラス10cm程度は場所を食います。

電源ケーブルが横に飛び出す

コネクタを背面に付けるか直角のケーブルを付けてほしかった。

謎のボタン

七三分けのオペレータのような絵のシールが貼られたボタンがあります。Service Hotkeyと書かれています。

謎のボタン

意を決して押したらLenovoプレミアサポートのページがブラウザで開いただけでした。シリアル番号が入力された状態で開くので、その手間が省けるだけみたいですね。

いきなりオペレータさんに繋がっちゃうような絵を貼るんじゃないよ。怖くて押せないよ。

やや個性的なキーボード

配列は一般的だしサイズも問題なし。普通に打てますが、右端のいくつかが無理やりくっつけたような形になってます。

やや個性的なキーボード

文章を打つなどであれば全く問題ないでしょうが、プログラム組んだりしてるとこの辺の記号キーは多用するんですよね。

でもEnterより右に余計なキーが無いのは助かります。ちゃんと画面の真ん中にキーボードの真ん中が位置するし、Enter叩いたときにHOMEやらENDやら誤爆するとストレス溜まりますからね。

ファンクションキーの初期設定

音量などのホットキーが優先され、ファンクションキー(F1〜12)として押すにはFnキーとの同時押しが初期設定になっていました。

これは最近のPCで本当に多いんですが、仕事で使うには致命的ですよね。

一時的にであればFn+ESCでFnLockすればファンクションキーになります。

恒久的に反転させたい場合、BIOSのConfiguration→HotkeyMode→Disabledで設定できますのでご安心を。

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