特に構成を変更せずMacのPrallelsでWindows10を動かしていた場合、そのままではTPMのチェックに引っかかりWindows11をインストールアシスタントでアップグレードできません。
ちょっと調べたらTPMを有効にする方法がわかり、メディアを作ったり再インストールせず、インストールアシスタントによって手軽に1時間ほどでアップグレードに成功したので、その方法を記します。
簡単なので短い記事になりますがお付き合いください。
手順
Windows10をシャットダウンする
仮想ハードウェアを追加しますので、シャットダウンした状態で以下の設定を行います。
Windows10が起動した状態では仮想ハードウェアの変更ができません。
構成の変更画面を開く
Macのデスクトップ右上にあるParallelsアイコンをクリック>構成、または、Windows10をアクティブにした状態から処理>構成を選択し、Parallelsの「"Windows10"の構成」画面を開きます。
TPMを追加する
Windows11にアップグレード
TPMが有効になったらWindows10を起動し、マイクロソフトのサイトからインストールアシスタントをダウンロード、実行することで特に難しいこともなくWindows11にアップグレードできます。
アップグレードにかかった処理時間は1時間弱でした。
Windows7から10に上げたときなど、過去の無料アップグレードより簡単だったように感じます。
仮想環境の名前を変更する
ここは必須の設定ではありませんが、Parallels上の仮想環境名は自動的に更新されずWindows10のままとなります。気持ち悪いのでWindows11に変更しましょう。
TPMを追加したとき同様、構成画面の一般タブにある名前を書き換えます。
まとめ
Windows11に関する公式ページからチェックツール(PC正常性チェックアプリ)をダウンロードして実行した時点ではあきらめかけたアップグレードでしたが、ほんの少しの設定でアップグレードできました。
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