【Windows11】Parallels17上のWindows10を11にアップグレード

2021年10月8日金曜日

Apple Microsoft 技術

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特に構成を変更せずMacのPrallelsでWindows10を動かしていた場合、そのままではTPMのチェックに引っかかりWindows11をインストールアシスタントでアップグレードできません。

ちょっと調べたらTPMを有効にする方法がわかり、メディアを作ったり再インストールせず、インストールアシスタントによって手軽に1時間ほどでアップグレードに成功したので、その方法を記します。

簡単なので短い記事になりますがお付き合いください。

Parallels17でTPMを有効にしてWindows11にアップグレード

手順

Windows10をシャットダウンする

仮想ハードウェアを追加しますので、シャットダウンした状態で以下の設定を行います。

Windows10が起動した状態では仮想ハードウェアの変更ができません。

構成の変更画面を開く

Macのデスクトップ右上にあるParallelsアイコンをクリック>構成、または、Windows10をアクティブにした状態から処理>構成を選択し、Parallelsの「"Windows10"の構成」画面を開きます。

Parallelsアイコンから構成を開く

処理メニューから構成を開く

TPMを追加する

構成画面のハードウェアタブを開き、左のリストボックス内にあるプラスボタンを押し、TPMを追加します。
TPMを追加

Windows11にアップグレード

TPMが有効になったらWindows10を起動し、マイクロソフトのサイトからインストールアシスタントをダウンロード、実行することで特に難しいこともなくWindows11にアップグレードできます。

アップグレードにかかった処理時間は1時間弱でした。

Windows7から10に上げたときなど、過去の無料アップグレードより簡単だったように感じます。

仮想環境の名前を変更する

ここは必須の設定ではありませんが、Parallels上の仮想環境名は自動的に更新されずWindows10のままとなります。気持ち悪いのでWindows11に変更しましょう。

TPMを追加したとき同様、構成画面の一般タブにある名前を書き換えます。

仮想環境の名前を変更する

まとめ

Windows11に関する公式ページからチェックツール(PC正常性チェックアプリ)をダウンロードして実行した時点ではあきらめかけたアップグレードでしたが、ほんの少しの設定でアップグレードできました。



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