【Parallels16】AmazonでMicrosoft 365のオンラインコード版を購入、Windows版をMacで動かす

2021年3月24日水曜日

Apple Microsoft

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 今日は2021年3月24日。Amazonの新生活応援セールの真っ只中です。欲しい物は色々ありますが、Microsoft 365が安くなっていたので導入することにしました。

 Mac上のParallelsで動かしているWindows10にWindows版をインストールしましたので、手順を書き残します。

MacでWindows版Microsoft 365を動かす

Microsoft 365とは

 いまさら説明するまでもありませんが、WordやExcelなどMicrosoft Office製品群のサブスクリプション版です。私は主に仕事で使いますが、家庭向けのPersonalを契約しました。

 パッケージ版との違いやサブスクリプション契約の種類など、詳しくはマイクロソフトの公式ページを参照してください。

永続ライセンスのパッケージ版にしなかった理由

 2021年3月現在、パッケージ版はOffice2019が最新です。近々Office2021が発売されるという噂があり、それが出たら買おうと思っていました。

 そんなある日、たまたまAmazonを見ていたら新生活応援セールが始まっていてMicrosoft 365も対象商品になっており、いつの間にか名前がOffice 365からMicrosoft 365に変わっていることに気づきました。そして、どこが変わったのか知っておこうと調べ始めました(ほとんど名前が変わっただけでしたが)。

 永続ライセンスのパッケージ版はだいたい3年おきに新製品が出てきます。新製品が出たからといって即買い換える必要はありませんが、セキュリティパッチなどのサポートはいつか切れます。可能性は低いものの、かつてOffice2003から2007に変わったときのように、ファイル形式が変わるなどドラスティックな変化があるかもしれません。そうなってくると買い換えざるを得ない状況も考えられます。

 パッケージ版はWord,Excel,PowerPoint,Outlookが使えるHome&Businessでだいたい4万円、新製品が出るサイクルが3年、年額にすると1万円弱と考えられます。Accessが入ってないのが痛い。インストールは2台まで。

 サブスク版は年額1万円ちょっとでAccess入り、常に最新版に差し替えられる上にオンラインストレージが1TBも使える。必要であれば追金でTeamsやSharePointが使える上位契約への切り替えも可能。インストール台数は無制限で同時使用は5台まで。MacやiPadもOK。

 延々とお金を払い続けるサブスクリプション契約には抵抗ありましたが、結果的に安く感じたので契約に踏み切りました。

オンラインコード版にした理由

 サブスクリプションのMicrosoft 365はさらにパッケージ版とオンラインコード版を選べます。

 パッケージ版はライセンスキーが書かれたカードだけが郵送等で送付されます。DVDなどのインストールメディアはありません。手元に届くまで数日かかりますし、カードを紛失する危険もあります。

 オンラインコード版はその場でライセンスキーが発行され、すぐに使い始められます。

 どちらにしてもアプリケーション本体はマイクロソフトからダウンロードすることになるので、オンラインコード版を選びました。

ところで、いままでどうしてたの?

 参画するプロジェクトから貸与される端末にはたいていその時点のOffice最新版がボリュームライセンスでインストール済みなので、個人で買う必要がなかったんですよ。むしろセキュリティの観点から、近年では個人端末は持ち込めない案件の方が多いし。

 そこで自分ではフリーのLibreOffice(以前はOpenOffice)を使っていました。せいぜい経歴書を更新したり、ちょっとしたドキュメントを書いて印刷できれば十分でしたから。ただ、仕事で使うとなると、ちょっとしたショートカットキーの違いや挙動の違いが大きなストレスになります。さらにVBAでゴリゴリ作り込まれたものはいくら互換性があると言っても100%でないと使い物になりません。

 たまたまですがこのところVBAの小さい案件が続いて、Officeの環境もちゃんと持っていた方が良いなと痛感した次第です。

インストールする環境

 MacBook Pro(2020)でMacOSはBig Sur(11.2.3)。Windows10はParallels16の仮想環境で動かしてます。環境を作ったときの記事はこちら。

Big Sur上のParallels16でWindows10 20H2を動かす

 Microsoft 365はMacにもWindowsにもインストールできますが、ここも互換性100%とは言えないようなので仮想環境のWindows10にWindows版をインストールすることにしました(今後、Macにもインストールして非互換部分を体験してみようと思っています)。

Microsoft 365 オンラインコード版のインストール手順

 前置きが長くなりましたが、Amazonでの購入からインストールまでの手順です。スクショを並べてコメントを書いていくスタイルで行きます。

 仮想環境にインストールしたいので、購入からインストールまで全て仮想環境で行っています。

1. AmazonでMicrosoft 365 Personal オンラインコード版を購入

オンラインコード版購入

オンラインコード版についての説明を拡大
オンラインコード版の説明

カートに入れるとこのように表示される
カートの中身

注文を確定するとこのような画面になる
注文確定メールまたはAmazonのメッセージセンター、注文番号の少し下にある「ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ」へのリンクのいずれかからライブラリへ遷移する
注文確定

2. ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリからインストール

ライブラリの「ダウンロードとコード」に追加されたMicrosoft 365の行の右端にある「office.comへ」ボタンを押下しマイクロソフトに遷移する

office.comへ


3. Microsoftアカウントにサインインする

サインイン

ここからはマイクロソフトのサイトでの作業になる

Microsoftアカウントを持っていればサインイン、持っていなければここで作成する


4. プロダクトキーは自動入力

プロダクトキー確認
一つ前の画面で「プロダクトキーの入力」となっていますが、オンラインコード版では手入力する必要はなく確認された(カードが届くパッケージ版では手入力になると思われる)
次へボタンを押下する

5. 支払い方法を設定

支払い方法
定期請求を有効にすることで1ヶ月無料となる
(支払い月が少しずれるだけのような気がしなくもない)
サインインしたMicrosoftアカウントで支払い方法を設定していない場合、ここで支払い方法を追加する
支払い方法設定完了
少々スクショを端折ったが、支払い方法の入力が終わったら確認ボタンを押下してアプリの入手へ進む

6. アプリを入手(ダウンロードはまだ)

アプリを入手
やっとアプリの入手一歩手前
矢印をつけたチェックボックスをどうするかは任意
次へボタンを押下

7. ダウンロード開始

ダウンロード開始
Officeの枠内にあるリンク「アプリをダウンロードする」を押下

インストール確認
確認ダイアログが表示される
「インストールする」を押下

インストーラー
ここではまだインストールは始まらず、インストーラーがダウンロードされる
ダウンロードされた「OfficeSetup.exe」を実行する

8. インストーラー実行

UAC
ユーザーアカウント制御の確認ダイアログが表示されたら「はい」を押下

ダウンロード中
最低限のダウンロードであとは都度落ちてくる仕組なのか、かなり短時間だった

ダウンロード完了
閉じるボタン押下でインストーラーを終了する

9. ライセンス確認
ライセンス未登録の状態
実際にOffceアプリケーションを起動しライセンスの状態を確認する
認証されていない状態なので矢印の部分を押下して認証する

ライセンスの確認
認証と言っても特にやることはなく「はじめに」ボタンを押下する
(「はじめに」の意味はよくわからない)

ライセンス未登録
無事に認証された
今回はExcelで認証したがWordなど他のOfficeアプリケーションも連動して認証される
認証作業はどれか1つのアプリケーションでやればOK

まとめ

 契約してインストールまで終わった今でもサブスクリプション契約に対する違和感のようなものは残っていますが、常に最新版のアプリケーションを使える安心感と1TBのストレージを確保できたということで納得しています。

 一応、楽天のリンクも貼っておきますがAmazonでオンラインコード版を買うのが早くて安いかなと思います。

 今さらOfficeを持っていない人の方が少ないとは思いますが、これから買う方の参考になれば幸いです。



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フリーランスで主にソフトウェア開発をしています。

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