2020年もいよいよ残りわずか。
各種保険の証明書が届き始めて、確定申告の季節を感じますね。

クラウド型会計ソフトを使いましょう
有名所で無難なのはMFクラウド、Freee、弥生会計の3つです。
正直なところ、上記3つはサービス内容も使い勝手もほとんど同じと考えて良いと思います。
私は個人事業主になった年からずっとMFクラウドを利用しています。
クラウド型会計ソフトのメリット
銀行口座やクレジットカードと連携した自動入力
銀行口座やクレジットカードを登録すると、入出金や取引明細を自動で取り込んでくれて、あらかた仕訳までしてくれます。
あとは自動で仕訳されなかった分の仕訳を入力したり、必要があれば自動仕訳された内容を修正します。
当然ですが現金での取引などがあれば手入力してくださいね。
確定申告書の自動作成
仕訳が終われば、あとは健康保険の証明書情報や扶養家族の情報などを入力したら印刷するだけで確定申告書が印刷できます。
保険の証明書を貼るページまで印刷されるので、貼り付けて印鑑を押したら完成です。
税務署の確定申告書作成コーナーの行列に並ばなくて済みますよ!
提出だけならあの行列を横目にスッと終わります。
e-Taxとの連携
2020年度分から、e-Taxで申告すると控除額が増えます。
スマホで済んでしまいます。
e-Taxを利用するにはマイナンバーカードが必要です。
その辺の話は別の記事に書いていますのでこちらを参照してください。
e-Taxには各クラウド側も対応してきていますのでご安心を。
ただe-Taxは私も未経験なので、近々やってみてまた記事にしたいと思います。
データ管理が簡単
100%安心かと聞かれるとそうとも言い切れませんが、自宅で管理するよりクラウドに預けている方がずっと安心です。
あの東京証券取引所ですらバックアップが動かずに丸一日取引が停止してしまうような事故が起こりますからね。
システムに100%完璧はありえません。
かと言って、自宅で何年分ものデータを完璧にバックアップして管理できますか?
外付けハードディスクなんていつ壊れるかわかりませんよ?
インストールやバージョンアップの手間が無い
クラウドの一番のメリットかもしれませんね。
ブラウザで接続し、入力から印刷まですべてブラウザ上で済んでしまいます。
税制改正などにも敏感に対応してくれますので、バージョンアップなどの作業は一切することなく常に最新のソフトを使えます。
クラウド型会計ソフトのデメリット
ほぼ無いんですが、強いて挙げるなら次のような点でしょうか。
インターネット接続が必須
当然のことながら、クラウドを利用するにはインターネット接続が必須です。
でも今この記事を読めているということは、インターネット接続できてますよね。
税理士を選ぶ
もし仕訳がわからないとか税務的な問題が発生した場合は税理士さんに相談することになりますが、特に年配の税理士さんだとソフトのことはわからないと言われます。
この点については各社ともクラウドに詳しい税理士さんを紹介してくれるサービスがありますので利用してみてはいかがでしょうか。
でもやっぱり税理士さんに頼む費用は個人事業主にとって痛い出費になりますので、私は自分でなんとか処理してます。
月額、年額での費用が延々と発生
パッケージソフトは一度買ったら追加費用は当面発生しませんが、クラウドはずっとお金がかかります。
これは他のソフトでも同じことですね。
各クラウドの特徴など
どこ選んでも大体同じです。
青色申告、白色申告、経費、請求書、給与管理、法人成りする際の会社設立支援などなど、サービスは一通り揃っています。
MFクラウド(マネーフォワード)

私が利用しているクラウドサービスです。
正直に言います。名前の雰囲気で選びました笑。
弥生会計とか古臭いし、Freeeとかいちいちスペルチェックで赤線引かれたり鬱陶しいじゃん。
どう調べたかわかりませんが、満足度No.1らしいです。
3年ぐらい利用してますが、普通に使えてますよ。
ヘルプシステムのAIチャットがあって「あかりちゃん」とか言うキャラがいるんですが、あいつはダメです。かつてのMS-Officeのイルカを思い出させてくれます。
Freee

MFクラウドと非常に迷ったのがFreeeでした。
却下理由は本当に単純に名前が好みに合わなかっただけです。
サービス内容とかは全く問題ないので、名前が受け入れられるなら良いと思います。
画面の感じなんかはMFクラウドより垢抜けてる印象は受けてます。
弥生会計

昔からある老舗。
パッケージの会計ソフトといえば真っ先に思い浮かぶのが弥生でしょう。
あの弥生が時代の流れに応じて始めたクラウドサービスです。
MFクラウドやFreeeは知らんという税理士さんでも、弥生ならわかる可能性が高いです。
また、もともとパッケージを利用していたならデータのインポートもバッチリじゃないでしょうか。
こちらはシェアNo.1だそうです。
まぁパッケージと合わせたら圧倒的なシェアであることは想像できます。
まとめ
確定申告するならクラウドを使いましょう。
どこを使っても大体同じなので、好きなところを選んで契約しましょう。
かかった費用は経費として処理できます。
どうしても自分で処理するのが面倒な場合

税理士さんを雇うか、SHARESなど丸投げでやってくれるサービスを利用しましょう。
でも確定申告はそんなに難しくないので、自分でやった方がいいですよ・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿