SoftBank Air の通信速度を実測した結果

2020年9月25日金曜日

インターネット

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LAN接続イメージ


テレワークで自宅のインターネット回線の重要度が増しています。

すでに光回線を利用している方も多いかと思いますが、より配線がスッキリするSoftBankAirへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?

SoftBank Air とは

ひと言でいうと

家庭でWi-Fiを利用するための機械です。

プロバイダ契約不要で、本当にすぐに使えます。
私の知る限り、インターネット接続方法でこれ以上簡単なものはありません。

こんな方におすすめします

  • パソコンやインターネット用語が苦手
  • 機械や配線が苦手
  • ルーターの管理画面の意味がわからない
  • ルーター周りのごちゃごちゃした配線をなんとかしたい
  • 回線業者やプロバイダなどとの契約、支払いを一本化したい

主な特徴

配線がシンプルになる。これが一番の特徴でしょう。
光回線など従来のインターネット接続では次のようになっているはずです。

電話モジュラー
 ↓
(電話線)
 ↓
VDSLモデム←(ACアダプタ)←電源コンセント
 ↓
(LANケーブル)
 ↓
Wi-Fiルーター←(ACアダプタ)←電源コンセント
 ↓
(無線または有線)
 ↓
各種端末

ごちゃごちゃしてますね。
ところが、SoftBank Airでは次のようになります。

SoftBank Air←(ACアダプタ)←電源コンセント
 ↓
(無線)
 ↓
各種端末

どうです?ずいぶん違いますよね。それなのに通信速度はきちんと出ます。
動画サイトを見るなど、そこそこ回線速度が必要な接続も全く問題ありません。
具体的な数値は後述します。

接続方法

配線は1本!

電源ケーブルをコンセントに挿すだけです。
簡単にも程がある。この手の機材が苦手な方でも安心です。

本体設定

ありません。
箱から出してコンセントにつないだら、すぐ使えます。

いわゆるWi-Fiルーターはブラウザで管理画面に接続して細々と設定しないと使えませんが、SoftBank Airはそもそも管理画面なんてものが無いんです。
Wi-Fiルーターの設定をしてくれる業者もありますが、結構お金かかりますよね。
詳しい友達に頼んだとしても、ごはんおごることになったりしてちょっと出費が(笑)。

設置場所

ご家庭内で利用する部屋が複数ある場合は、なるべくそれらの中央になるような位置に設置します。

逆にリビングでしか使わないなんて場合は、部屋のどこでも大丈夫です。
ソファーの影やタンスの上など、目立たないところに設置して見えなくしてしまうこともできちゃいます。

実は有線接続もできる

これ、他所ではあまり書かれていないんですが、本体裏にLANケーブルポートがあるので有線接続もできるんです。
無線LANが使えない古いパソコンでインターネット接続したい場合はLANケーブルで接続すればOK。
インターネット接続が切れてしまった時も有線接続が使えれば、端末の無線機能が悪いのか、または他の原因なのか切り分けもできますよね。

実際に使ってみる

通信速度測定結果

おまたせしました。実際の測定結果です。

15時前後の計測では60Mbps前後の速度が出ました。
簡単接続でこれだけ出てれば大満足。
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 60.17Mbps (7.52MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 56.00Mbps (7.00MB/sec)
推定転送速度: 60.17Mbps (7.52MB/sec)

ところが、20時の計測では10Mbps程度まで落ちました。
混む時間帯は速度低下がみられます。
とは言え、10Mbps出てれば動画のストリーミング再生も全く問題ありません。
ギガ単位の巨大ファイルをダウンロードするような場面でもなければ気にならないと思います。
私自身、計測するまで速度低下に気づいてなかった程度です。
(唯一、オンライン格闘ゲームなど、シビアに安定した通信が必要な場合は向かないかもしれません。まぁでもそういう方はそもそもWi-Fiではなく有線使ってますよね)
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 9.35Mbps (1.17MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 9.63Mbps (1.20MB/sec)
推定転送速度: 9.63Mbps (1.20MB/sec)

参考までにNTTフレッツ光マンションタイプの数値です。
こちらは時間帯にかかわらず40Mbpsほどで安定しています。
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 37.70Mbps (4.71MB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 24.89Mbps (3.11MB/sec)
推定転送速度: 37.70Mbps (4.71MB/sec)

メリット・デメリット

メリット

  • 工事不要ですぐ使える
  • 配線が電源だけ
  • プロバイダ契約不要
  • 難しい設定不要
  • 定額で安い

デメリット

もちろん良いことばかりではありません。
でも、どれもそれほど気になるものでもありませんし代替策もあります。安心してください。
  • 時間帯により速度低下あり → 気になるほどではない
  • 細かい設定ができない → 一般的な使い方なら設定不要
  • プロバイダのメールアドレスが使えなくなる → GmailなどにすればOK

まとめ

とにかく「簡単」、「安い」、「速い」の三拍子揃った、おすすめできるインターネット接続です。

ぜひ試してみてくださいね。

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自己紹介

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フリーランスで主にソフトウェア開発をしています。

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