この度、長らく愛用してきたWindows機をサブに回し、メインをMacに乗り換える決心をしました。

筆者のコンピュータ歴(長くなるので軽く)
コンシューマ機
セガmk3やファミリーベシックなど、家庭用ゲーム機のBASICを触ったのが初めてのプログラムでした。
とは言えゲーム雑誌に載っていたコードをちょっと打ち込んで「わーい動いた」程度でしたが。これが小学校5年生ぐらいだったかな?
MSXシリーズ
やや本格的にBASICでゲームなど作り出したのが、中学生ごろにコンシューマ機を手放して手に入れたMSXでした。
後に2とかturboとか、詳細は忘れましたが何機種か使いました。
NEC PC88シリーズ
88が一番使い込んだかもしれません。
このころになるとアセンブラにも手を出しはじめます。
NEC PC98シリーズ
ステップアップして98に乗り換えますが、時期的にはかなり遅い方です。
初めて買った98には、すでにWindows3.1が載っていました。
PC/AT互換機(DOS/V機)
その後は富士通のFM-VでAT互換機に乗り換え、以降ずっと自作機でした。
Windows95が出る少し前からだったと思います。
Windowsとの付き合い
思い起こせばWindows3.0の発売が1990年ぐらいなので、Windowsとは30年ほどの付き合いになります。
3.0は全然一般化しなくて、仕事で触り始めたのは3.1からですね。
Windowsは95で大ブレイクするわけですが、それ以前に3.1搭載のPCも結構売れてました。
ただし、それは家庭用の話。
3.1はネットワーク関連が弱くて、社内LANがあるような規模の会社では実用的ではありませんでした。
Macとの出会い
Windows3.1のネットワーク機能がダメだった時代、ネットワークに強いMacを導入している企業が多くありました。
派遣(今で言うSES)のプログラマとして行った客先がMacをメインに導入していて、そこで初めて触ることになりました。まだモノクロの小さいブラウン管の一体型とか現役でしたね。
当時のMacはキーボードに起動ボタンがあり、Windowsしか知らなかった初日の朝は起動の仕方すらわかりませんでした。もちろん、帰るときには落とし方を教えてもらうという屈辱を味わいました(笑)
その現場が完全にWindowsに移行するまでの数年間はMacでの仕事を経験しましたし、別にMacが嫌いなわけではなく、むしろ洗練された良い機械だとは思っていましたよ。
なぜApple製品を避けてきたのか
マカーの存在
マカーと言われるApple信者が嫌いだったからです。
仕事上選択肢のないWindowsやUnix前提の話をしているにもかかわらず「Macだったら○○なのに」「Macで言うと○○にあたりますね」と、いちいちMacに置き換えて考えるやつがまぁ多かった。
Windowsでちょっとブルースクリーンでも出ようものなら「これだからWindowsは・・・」と溜め息を吐く。
お前のMacもさっき爆弾とか泣いてる絵(Sad Mac)出てたよな、などと言い返したらさらに面倒なことになるので「はいはい」と聞き流していました。
自社ユーザーの抱え込み体質
社員旅行のときののビンゴか何かで当てたiPod Shuffleだかを使うため、自宅のWindows機にドライバを入れたら酷いことになりました。
音楽や動画ファイルなどの関連付けを断りもなしに勝手に書き換えられて、わけがわからなくなりました。
面倒を起こすだけ起こして、板ガムみたいなiPodはすぐ壊れるし・・・。
それからというもの、うちの家庭内LANにぶらさがっている機器にApple製品の接続は禁止となりました(笑)
今はWindowsにiTunesなどを入れてもそういうことは起こりませんが、未だにLightingケーブルが残っているところなど、根底の体質は変わってなさそうですよね。
仕事がWindowsやLinuxばかりで縁がない
デザインや音楽系ではなく業務系の仕事をしているので、Windows7の時代にはどこへ言ってもサーバーがWindows ServerだったりLinuxだったりで、Macと縁がありませんでした。
Mac高かったし・・・。
なぜ今さらMacに乗り換えるのか
動画編集や音楽作成にはやっぱりMac
これまでYoutube動画の編集はWindowsのフリーソフト「Aviutil」を利用していました。
無料なのに非常に多機能だしプラグインもたくさんあって、実際にAviutilで動画を作っている有名Youtuberもいます。
しかし、Aviutilはほんの数分の長さの素材でも画像サイズがFullHD(1920*1080)以上の大きさになると途端に重くなり、編集したいコマを見つけるのすら大変です。
今使っている端末は一昔前の3Dゲームならヌルヌル動くデスクトップなんですが、設定を詰めても改善しませんでした。
iPhoneやiPadに標準で入っているiMovieでは、もっと大きい素材でも操作が重い感じはしません。
Macならもっと快適なんだろうなというのが理由のひとつ。
もうひとつは音楽制作。
少し前に買ったiPadのGarageBandで宅録をやってみたんですが、これがまぁ快適。
さらにバンドメンバー数名がMac持ちなので、プロジェクトの共有でテレワーク録音なんかも面白そうだなと考えています。
あとは大した理由じゃありませんが、スマホはiPhoneにしたしiPadも買った。
母艦はMacにしたら色々便利になるだろうという期待。
iPhoneやApple Watchのアプリも開発してみたい。などなど。
コスパが良すぎるMacBook Air & Pro 2020
年内にARM(Apple Silicon)版が出るそうで値段も安くなるようですが、新しいのは不具合が心配。
熟成した最後のIntel版Macを買っておこうと。
ARM版が出た後も併売するようなので焦らなくても大丈夫ですが。
細かいスペックやベンチマークなんかは他所の詳しいサイトで調べていただくとして、Proで20万は安い!
Macって40万ぐらいする勝手なイメージを持っていたんですが、それを考えたら半額です。
実はWindowsも動くよ
BootcampやParallelsにWindowsをインストールすれば、MacでWindowsが動かせます。
どうしてもMacに馴染めないとかそういう事態になったら、MacOSを封印してWindowsとして余生を送ってもらいます。
これ、逆にWindows機でMacOS動かせるかと言ったら絶対ムリですからね。
まとめ
いやいや、まとまらなくてすみません。無理やりまとめます。
- MacBook2020はAirもProもコスパ最高
- 動画や音楽ならMacが快適
- Windowsも動かせるから本職(業務システム開発)でも使える
こんなところでしょうか。
書き始めたら懐古じじい全開の記事になってしまいました。
ブツが届いたらまたレビュー記事を書こうと思います。
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